火災予防

住宅用火災警報器奏功事例

福岡市における奏功事例の状況

 住宅用火災警報器のベルの音に早く気づき,火災に至らなかった(非火災)事例,または火災となったが拡大しなかった事例が多くあります。

 中には,住宅用火災警報器を設置していなかったら,人命危険が予測される事例も発生しています。

設置が義務(新築住宅)となった平成18年6月1日以降,平成29年12月31日までの奏功事例は全部で280件となっています。

住宅用火災警報器の設置効果

 平成25年から平成29年の5年間に発生した住宅火災418件(注1)について,住宅用火災警報器の効果を分析すると,設置していた場合は設置していない場合に比べ,死傷者数,焼損床面積及び損害額が減少しています。

 

① 住宅火災100件当たりの死傷者数

 

② 住宅火災1件当たりの焼損床面積・損害額

(注1) 自動火災報知設備を設置した住宅及び放火自殺による住宅火災を除く。

 

奏功事例の紹介

 住宅用火災警報器が作動し,大事に至らなかった事例を紹介します。

(事例1)

 一般住宅において,たばこの火の不始末で2階から出火。隣の住人が「住宅用火災警報器」の警報音で火災に気づき,外から呼びかけたが返事がなく玄関を開けると煙があったため,119番通報しました。

 2階に就寝中の居住者がいると聞き,2階に上がり,就寝していた居住者を起こし,外に避難させました。

(事例2)

 共同住宅において,居住者が就寝中,「住宅用火災警報器」の警報音に気付き寝室から出ると,台所付近から炎が上がっていたため,水道水にて初期消火を実施しました。

 

(事例3)

 こんろに鍋をかけていたことを忘れ,別室で雑用をしていたところ,「住宅用火災警報器」の警報音に気づき,台所に行くと鍋から火が上がっていました。すぐに濡れタオル等で初期消火を実施しました。